フリーランスの経費 勘定科目一覧【何費になる?早見表つき】

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※ 本記事は一部にアフィリエイト広告(PR)を含みます。税率・制度・金額は2026年時点の一般的な目安です。最新の制度・個別の判断は税務署・自治体・税理士等でご確認ください。

フリーランスの確定申告でつまずきやすいのが、「この支出って経費にできる?」「何費(どの勘定科目)で処理すればいい?」という点です。この記事では、フリーランスがよく使う勘定科目を一覧の早見表にまとめ、家事按分や領収書の扱い、よくある疑問まで、図解つきで整理しました。

✅ 結論
経費とは「売上を得るために使った費用」です。事業との関連性があれば、家賃・通信費・パソコン・書籍など幅広く経費にできます。プライベートと兼用のものは家事按分で事業割合分のみを計上します。まずは下の早見表で「何費になるか」を確認しましょう。
✅ この記事でわかること
  • 経費=事業のために使ったお金。事業との関連性があれば幅広く計上できる
  • 家賃・スマホなどプライベート兼用は「家事按分」で事業割合分のみ経費に
  • 10万円以上の備品は原則“減価償却”。青色申告なら30万円未満まで一括計上の特例あり

そもそも「経費」とは?勘定科目とは?

経費とは、売上を得るために使った費用のことです。売上から経費を引いた「所得」に対して税金がかかるため、経費を正しく計上するほど税負担は下がります(経費全体の考え方は経費はどこまでOK?で解説)。

勘定科目とは、経費を「何に使ったか」で分類するためのラベルです。たとえば電車代は「旅費交通費」、書籍は「新聞図書費」。確定申告では、この勘定科目ごとに金額を集計します。厳密なルールより「毎回同じ支出は同じ科目で処理する」一貫性が大切です。

【早見表】フリーランスの主な勘定科目一覧

フリーランスがよく使う勘定科目と、その具体例をまとめました。「この支出は何費?」と迷ったら、まずここを確認してください。

勘定科目具体例(こんな支出)
地代家賃事務所・自宅の家賃(自宅は家事按分)
水道光熱費電気・ガス・水道(自宅は按分)
通信費ネット回線・スマホ・切手・宅配便(按分)
消耗品費文具・10万円未満の備品・ソフト
新聞図書費仕事に使う書籍・資料・有料記事
旅費交通費電車・バス・タクシー・出張の宿泊費
接待交際費取引先との飲食・手土産・お祝い
会議費打ち合わせのカフェ代・会議室代
外注費業務の一部を他者へ依頼した費用
支払手数料振込手数料・プラットフォーム手数料
広告宣伝費広告出稿・名刺・チラシ・ポートフォリオ
減価償却費10万円以上の高額備品(分割で計上)
租税公課個人事業税・印紙税・自動車税(事業分)
損害保険料事業用の火災・賠償責任保険など
研修費仕事に直結するセミナー・講座
フリーランスの主な経費カテゴリのアイコン一覧(家賃・通信費・消耗品費・旅費交通費・接待交際費・外注費など)
よく使う勘定科目のイメージ。迷ったら「事業のために使ったか」で判断します。
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経費にできるもの・できないもの

判断の基準はシンプルで、「その支出が事業のために必要かどうか」です。

経費にできる例

  • 仕事用のパソコン・ソフト・文具
  • 事務所や自宅(按分)の家賃・光熱費・通信費
  • 取引先との打ち合わせの飲食代
  • 仕事に使う書籍・セミナー・研修
  • 仕事の移動にかかる交通費

経費にできない例

  • プライベートの食事・洋服・旅行
  • 家族との娯楽費
  • 所得税・住民税(本人分)/健康診断・美容など
  • 事業と関係のない支出
支出が経費にできるか判定するフローチャート。事業のためか→プライベート兼用か→家事按分で一部経費、という流れを示した図
「経費にできる?」の判定フロー。プライベート兼用なら家事按分で一部を経費にします。

家事按分とは?自宅・スマホを経費にする方法

家事按分(かじあんぶん)とは、プライベートと仕事で兼用しているものを、事業で使っている割合の分だけ経費にする考え方です。自宅で仕事をするフリーランスにとって重要なテクニックです。

たとえば家賃10万円の家で、仕事に使うスペースや時間が全体の30%なら、月3万円を「地代家賃」として経費にできます。同じように、スマホ代・電気代・ネット代なども、事業割合分を計上します。割合は「面積」「使用時間」など合理的な基準で説明できることが大切です。

家事按分の仕組みを示す図。家賃10万円のうち事業割合30%(3万円)が経費、残り70%が家事分であることを横棒グラフで表現
家事按分のイメージ。家賃10万円×事業割合30%=3万円を経費に計上できます。

領収書・レシートの保存ルール

経費を証明するために、領収書やレシートは保存が必要です。青色申告の場合、原則7年間(一部5年)の保存義務があります。レシートでも、日付・金額・内容がわかれば証ひょうとして有効です。

領収書に必要な主な項目は次の5つです。

領収書に必要な5項目を示した図。日付・宛名・金額・但し書き(内容)・発行者を吹き出しで説明したレシートのイラスト
領収書の必須5項目。手書きの領収書をもらうときはこの5つを確認します。

紙は月ごとに封筒やファイルで分け、電子データはフォルダ分けしておくと、確定申告のときに慌てません。日々の記録は筋肉質財務で案件ごとに残せます。

経費でよくある質問(FAQ)

Q. プライベート兼用のスマホ代は経費にできますか?
A. 家事按分で、事業に使っている割合分のみ経費にできます。通話・通信の使用状況など、合理的に説明できる割合で計上しましょう。
Q. レシートでも経費として認められますか?
A. はい。日付・金額・購入内容がわかれば、レシートも証ひょうとして有効です。宛名のない少額のレシートも問題ありません。
Q. 経費に上限はありますか?
A. 明確な金額上限はありません。ただし「事業との関連性」と「金額の妥当性」が必要で、売上に対して不自然に多いと税務署に指摘されることがあります。
Q. 10万円以上のパソコンは一括で経費にできますか?
A. 原則は減価償却で数年に分けて計上します。ただし青色申告なら、30万円未満まで一括で経費にできる特例(少額減価償却資産)が使えます。
Q. 領収書はいつまで保管が必要ですか?
A. 青色申告では原則7年間(帳簿・決算関係書類)、一部の書類は5年間の保存が必要です。

まとめ

フリーランスの経費は、「事業のために使ったか」で判断し、勘定科目ごとに集計します。家賃やスマホなどプライベート兼用のものは家事按分で事業割合分を、10万円以上の備品は減価償却(青色申告なら30万円未満まで一括の特例)で処理します。領収書・レシートは原則7年保存。まずは早見表を手元に、日々の支出を「何費か」で仕分けていきましょう。あわせて青色申告のやり方確定申告の手順もご覧ください。

筋肉うさぎ
この記事を書いた人
筋肉うさぎ
筋肉質財務 開発・運営

30代の会社員で、商社で商品開発の仕事をしています。20代後半にワーキングホリデーで海外へ渡り、1年間、働きながら暮らしました。その日々のなかで出会ったのが、稲盛和夫さんの経営哲学です。「売上を最大に、経費を最小に」というシンプルで力強い考え方に深く感銘を受け、その素晴らしさを一人でも多くの方に伝えたくて、このサイトを続けています。

社会人2年目のころ、副業でせどりを始めました。ところが「売上は立つのに、結局いくら儲かったのか分からない」状態で、利益の出し方がわからずもがいていました。あの頃の自分のように奮闘する方が、”この案件は結局いくらだったのか””ちゃんと利益が残っているのか”をカンタンに計算できるように——そんな思いで、無料ツール「筋肉質財務」をつくりました。

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