フリーランスの単価の決め方と値上げの伝え方【相場・計算・交渉例】

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「自分の単価、これで合ってるのかな…」——フリーランスなら誰もが悩むテーマです。安く受けすぎると疲弊し、高すぎると受注できない。この記事では、単価の決め方の3つの考え方と、必要な単価の計算方法、そして値上げの伝え方(例文つき)まで整理します。

✅ 結論
単価は①希望年収からの逆算 ②相場 ③提供する価値の3つを組み合わせて決めます。まず「年間いくら欲しいか」から必要な時給・単価を逆算し、相場と価値で調整するのが現実的。安請け合いを防ぐには、実質時給で「割に合うか」を確認するのが有効です。
✅ この記事でわかること
  • 単価は「①希望年収からの逆算 ②相場 ③価値」の3つで決める
  • まず“年間いくら欲しいか”から必要な時給・単価を逆算するのが出発点
  • 値上げは根拠とタイミングが大切。実質時給で割に合うかを普段から把握する

単価が決まらない原因

値上げをうまく切り出す5つのコツ。実績を添える・期日を予告・理由は短く・代替案を用意。

単価が決められないのは、「基準がない」からです。なんとなく相手の予算に合わせたり、他の人と比べて不安になったり。まずは自分の中の“基準”をつくることが、適正な単価設定の第一歩です。基準ができれば、交渉にも自信を持てます。

必要な単価を逆算する4ステップ。目標月収→必要売上→稼働時間で割る→案件単価に落とす。

単価の決め方 3つの考え方

単価は、次の3つを組み合わせて決めるのがおすすめです。

単価の決め方3つの考え方を示す図。①希望年収から逆算(必要な時給)②相場を調べる③提供する価値、の3つをカードで説明
単価は3つの視点で決める。まず年収からの逆算で“最低ライン”を出すのが基本。

①希望年収からの逆算で最低ラインを出し、②相場で世間の水準を知り、③価値(実績・専門性・スピード)で上乗せを考える、という順番が現実的です。

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必要な単価を逆算する

「年間いくら欲しいか」から、必要な時給・単価をざっくり計算できます。

必要な時給 = (希望年収 + 経費 + 税金・保険) ÷ 年間の実働時間

たとえば手取り400万円が目標で、経費・税金・保険を含めた必要売上が約600万円、年間の実働が1,500時間なら、必要な時給は約4,000円。この時給を下回る案件が続くなら、単価か作業時間の見直しが必要です。実働時間には、打ち合わせ・修正・事務作業も忘れず含めましょう。

値上げを切り出すタイミングと伝え方

値上げは、①契約更新のタイミング ②実績や成果を出した後 ③業務範囲が増えたときが切り出しやすい場面です。伝え方は、感情ではなく根拠を添えるのがコツ。

【例文】「いつもお世話になっております。おかげさまで◯◯の成果につながり、対応範囲も広がってまいりました。つきましては、次回の契約更新より料金を〇〇円に改定させていただければと存じます。引き続き価値を提供できるよう努めますので、ご検討いただけますと幸いです。」

いきなり大幅アップではなく、根拠と誠意を示すことで、関係を保ちながら適正化できます。

「割に合うか」は実質時給で確認

単価そのものより大切なのが、「その案件、手取りベースで割に合っているか」です。単価が高くても、修正や打ち合わせに時間がかかれば実質時給は下がります。案件ごとに実質時給を把握しておくと、値上げ交渉や案件の取捨選択の判断材料になります。手取りの考え方は手取りの記事も参考に。

単価・値上げのよくある質問(FAQ)

Q. 相場はどうやって調べればいい?
A. クラウドソーシングの掲載価格、同業のフリーランスの発信、エージェントの提示単価などが参考になります。ただし相場は幅が広いので、あくまで目安に。
Q. 値上げで仕事が減るのが不安です
A. 一時的に減っても、実質時給が上がれば同じ収入をより短時間で得られます。まずは一部の取引先から、根拠を示して打診してみましょう。
Q. 新規と既存で単価を変えてもいい?
A. 問題ありません。新規は最初から適正単価で、既存は更新のタイミングで少しずつ、という進め方が現実的です。
Q. 安い案件は受けない方がいい?
A. 実質時給で判断しましょう。単価が低くても短時間で終わり実質時給が高いなら合理的なこともあります。時間まで含めて見極めるのが大切です。

まとめ

単価は「①希望年収からの逆算 ②相場 ③価値」の3つで決めます。まず年間いくら欲しいかから必要な時給・単価を逆算し、相場と価値で調整を。値上げは、契約更新や成果を出した後などのタイミングで、根拠を添えて伝えるのがコツです。そして案件ごとに実質時給で「割に合うか」を確認する習慣が、消耗しない働き方につながります。

筋肉うさぎ
この記事を書いた人
筋肉うさぎ
筋肉質財務 開発・運営

30代の会社員で、商社で商品開発の仕事をしています。20代後半にワーキングホリデーで海外へ渡り、1年間、働きながら暮らしました。その日々のなかで出会ったのが、稲盛和夫さんの経営哲学です。「売上を最大に、経費を最小に」というシンプルで力強い考え方に深く感銘を受け、その素晴らしさを一人でも多くの方に伝えたくて、このサイトを続けています。

社会人2年目のころ、副業でせどりを始めました。ところが「売上は立つのに、結局いくら儲かったのか分からない」状態で、利益の出し方がわからずもがいていました。あの頃の自分のように奮闘する方が、”この案件は結局いくらだったのか””ちゃんと利益が残っているのか”をカンタンに計算できるように——そんな思いで、無料ツール「筋肉質財務」をつくりました。

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