この記事の要点
- デザインソフト・フォント・素材・PC・ペンタブなどが経費の柱
- サブスク(Adobe等)は毎月の経費として計上できる
- 修正回数と工数を見積もりに反映し、実質時給で単価を点検
フリーランスのWebデザイナー・グラフィックデザイナーは、ソフトや素材、機材に継続的にお金がかかります。これらは事業に必要な支出として経費にできます。この記事では、デザイナーが計上しやすい経費、確定申告のポイント、そして「安請け合いしない」単価の考え方を解説します。

Webデザイナーが経費にできるもの
- デザインソフト:Adobe Creative Cloud、Figma有料プランなどのサブスク(毎月経費)
- フォント・素材:フォントのライセンス、写真・イラスト素材、テンプレート
- PC・タブレット:高性能PC、液タブ・ペンタブ、外部モニター、カラーマネジメント機器
- 書籍・学習:デザイン書、オンライン講座、セミナー
- 通信費・作業環境:ネット回線、自宅家賃・電気代の按分、コワーキング
- 外注費:コーディングやイラストを他の人に依頼した費用
- サーバー・ドメイン:ポートフォリオサイトの維持費
高額なPCや液タブは、金額により減価償却または少額特例で処理します。→ 減価償却の基本
サブスクの扱い
Adobe CCなどの月額・年額サブスクは、その期間の経費として計上します。勘定科目は「通信費」や「支払手数料」「消耗品費」など、事業の実態に合わせて一貫した科目で処理すればOKです。年払いで翌期分を含む場合は、前払費用の考え方が必要になることもあります。
確定申告・節税のポイント
単価は「修正回数」と「実質時給」で守る
デザインは修正が発生しやすく、修正が無制限だと実質時給が一気に下がります。見積書に修正回数の上限を明記し、想定工数から実質時給を出しておくと、安請け合いを防げます。→ 見積書の作り方 / 単価の決め方
まとめ
Webデザイナーは、ソフト・フォント・素材・機材・学習など、事業に必要な支出を幅広く経費にできます。サブスクは毎月計上、高額機材は金額で処理を分ける。単価は修正回数の明記と実質時給で守りましょう。→ 経費はどこまでOK?
※本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、税務の助言ではありません。経費の可否は事業との関連性で判断されます。個別の判断は税理士等の専門家にご相談ください。