この記事の要点
- 振込・決済・クラウドソーシングの手数料は「支払手数料」で経費になる
- クラウドソーシングのシステム利用料も、差し引かれた分を経費に計上できる
- 「振込手数料をどちらが負担するか」は契約時に決めておく
フリーランスの仕事には、意外と手数料がつきものです。銀行振込、クラウドソーシングのシステム利用料、決済サービスの手数料——これらは事業に必要な支出として「支払手数料」で経費にできます。この記事では、対象になるもの、勘定科目、振込手数料の負担についてやさしく解説します。

支払手数料に含まれるもの
- 銀行の振込手数料:外注先や仕入先への支払いにかかった手数料
- クラウドソーシングのシステム利用料:報酬から差し引かれる手数料
- 決済サービスの手数料:オンライン決済・カード決済の手数料
- 各種プラットフォームの利用料・販売手数料
- 専門家への支払報酬は「支払手数料」ではなく、税理士報酬などとして区別することもあります
勘定科目は基本「支払手数料」。→ 勘定科目の一覧
クラウドソーシングの手数料は「差し引かれた分」も経費
クラウドソーシングでは、報酬からシステム利用料が差し引かれて入金されることが多いです。この場合、差し引かれる前の金額を売上に計上し、差し引かれた手数料を支払手数料として経費に計上するのが基本です。手取り額だけを売上にしてしまうと、経費の計上漏れになります。明細を保存しておきましょう。→ 領収書・明細の保存
振込手数料は「どちらが負担するか」を決めておく
報酬を受け取るとき、振込手数料を自分が負担すると、その分だけ手取りが目減りします。契約や見積もりの段階で、振込手数料をどちらが負担するかを明記しておくとトラブルを防げます。→ 業務委託契約のチェックポイント
小さな手数料も積もれば手取りに効く
1回数百円の手数料も、年間では数千〜数万円になります。取りこぼさず経費に計上し、負担の少ない振込方法を選ぶことで、手取りを守れます。資金繰りの見直しとあわせて考えましょう。→ 資金繰りの基本
まとめ
振込・決済・クラウドソーシングの手数料は、支払手数料として経費にできます。クラウドソーシングは差し引かれた手数料も忘れずに計上。振込手数料の負担は契約時に決めておく。小さな手数料も取りこぼさず、手取りを守りましょう。→ 経費はどこまでOK?
※本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、税務の助言ではありません。勘定科目の扱いは事業により異なります。個別の判断は税理士等の専門家にご相談ください。